MidnightAngel


2008年8月22日19:00〜吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
2008年8月23日19:00〜今池 TOKUZO



男闘呼組が解散してからずいぶん経つ。
しかし今のジャニーズ好きは自分にとっては「男闘呼組」からだろう。
それ以前にもたのきん映画は必ず見ていたし、それなりにファンだったが、コンサートに
通うほどではなかった。

そんな男闘呼組も解散して月日がたち、以前はよく行っていた岡本健一の舞台も見に行かなく
なっていた。
やがて映画の趣味が高じて自分で映画を上映し関係者を呼んでトークイベントを行う、ということをはじめ、
そしてこの2008年が男闘呼組レコードデビュー20周年になると気がついた。
こうなってはファンとしては「ロックよ、静かに流れよ」を上映し、長崎俊一監督などをお呼びして
トークイベントを開くのはこれはもう彼らに楽しませてもらった義理を果たす必要がある。
(いやそんな義理があるかどうかという突っ込みはなしにして)

そして準備を始め、mixiで男闘呼組コミュニティを見ているうちに「MidnightAngel」というバンドの
コミュニティが!
なんと高橋和也と前田耕陽に男闘呼組のバックでドラムをしていた小関純匡の3人で行っているバンド。
おいおい「MidnightAngel」って「ロックよ、静かに流れよ」に登場したバンド名じゃん。
いいのかよ、そんなことして!
しかも08年1月に大阪でライブをした時の曲目をみるとなんとまあ男闘呼組の曲のオンパレード!

8月22日の吉祥寺は金曜日だから仕事で行けないかもしれない。
でも土曜日の23日の名古屋・今池は確実に行ける。
昔みたいに追っかけてみるか!とばかりにまずは名古屋公演のチケットを買い、帰りは一度は
乗ってみたかった席が広い横3列の夜行バス(そんなことはどうでもいい)

そして22日、思ったより仕事も早く終わり吉祥寺に駆けつけることができた!
明日も名古屋で見るというのに昔の血が騒ぐ。

10分遅れで会場に入ったがまだ始まっていない。
やがて暗闇の中で和也のソロが始まり(これは録音だったと後で知ったが)「DAY BREAK」!
そしてあとはもう男闘呼組の曲のオンパレード。

「赤ちょうちんでくらせ」「carry on」「MEN's BUGI」「この夜のすべて」「ミッドナイトトレイン」
「ロンリー」「YO-YO」「インディアンの丘で」「秋」「TIME ZONE」そしてダブルアンコールで
「禁断のエロキューション」
聞いているうちに涙がでた。
いや実際には涙は出なかったかも知れないが、感激した。
特に「禁断のエロキューション」はたまらなかった。

またMCでは昔追っかけの子が中央線に一緒に乗ってきて国立で降りていった話とか。
岡本のパートを歌うとき和也が岡本風に歌ったり・・・・
「インディアンの丘で」のイントロのギターソロ、ここで和也が間違える。
「昔はギターのうまいやつがいたからなあ」と昭次のことを話題にする。
しかし名古屋公演でも同じ所で間違える。そして同じことをいう。
あっそうか!「昔はギターのうまいやつがいたからなあ」っていうのは用意されたネタだったのか!

そしてオリジナル曲「遠い街」「手紙」
「手紙」はかつてのメンバーに前田が送る意味で書いたそうだが、その中で「もう少し大人なら壊れな
かったかも」の歌詞ではまたまた涙が出そうになった。
ああ、やっぱりいろいろあったのだ。

そしてなんと本日CDを買った人にはサインをしてくれるとのこと。
前田や高橋と話ができるなんて!
かつてのファンとしては信じられないくらいの感激です。
前田には「『carry on』は昔はフルで歌ったことなかったんですか?」(そういう話題をMCでしたのだ)
「そうなんですよ、2コーラスまででした」
和也には「『ロックよ、静かに流れよ』の上映会をします」「あるそうですね、長崎監督によろしくお伝えください」
そして翌日の名古屋ではMCで「来週横浜の方で『ロックよ、静かに流れよ』の上映があって長崎監督も
来るそうです」って告知してくれました。これもまた感激!

そして二日目のサイン会にも(つまりCDをまた買った。ついでにTシャツも)参加。
前田には誕生日プレゼントを渡す。もう前田も40歳!
お互い歳をとったものだ。
「昨日の東京にも行きましたが、今日も来てしまいました、もう二度とないかも知れないと思って」
と言ったら横で小関さんが笑っていた。「いやもちろんまたやってもらいたいですが」と私。
そして前田や和也とツーショット記念撮影。
これもまた感激。

なんかこう感激しっぱなしの2日間だったなあ。
もちろんデビュー前からのファンだから20数年のお付き合いか。
お互いがんばっていきましょう。
いつの日かメンバーと酒が飲める日が来るかも知れません。