タッキー&翼
"Hatachi" de デビュー Giant Hits Concert
with all ジャニーズJr


日時 2002年10月20日17:30〜
場所 東京ドーム 24ゲート44通路三塁側1階38列

やはり東京ドームの巨大な空間はタレントと観客に距離感を持たせてしまう。
その距離感は観客に緊張感を抱かせる支障となり、私には今回の東京ドーム
公演は怠惰な時間を過ごすだけになる一歩寸前にまでなってしまった。

たとえタレントと私の間にいかなる距離があったにしても、楽曲の魅力が
それを埋める事は出来たはず。ところが滝沢の代表曲「キセキ」及び
今井の「GET DOWN」はそれぞれ彼らの登場と同時に歌ってしまったので
以降は魅力の少ない曲ばかりでは、観てるほうは「飽き」を感じてしまう。
(例えばラルク・アン・シエルも同じ東京ドームで観ているが
曲の魅力が楽しみで飽きることはなかった)

また「KAT-TUN」「K.K.Kity」「Four Tops」らが数多く登場するが
返って全体の構成に散漫さが出てしまっている。
今回は「タッキー&翼」が主役なのだから彼らオンリーでのステージ
を観たかった。


わざと難しい文章で書いて申し訳ない。
ちょっと新しい書き方でやってみました。
まあ平たく言うと東京ドームは広すぎて、タッキーも翼もろくに見えなくて不満。
それでもモニターが見れればいいのですが、モニターも観にくい席だったので
見るとこがないのだよ。
それでも1階スタンド席だから、2階3階に比べればまだましなのだが。

で曲がよければそれなりに楽しめるのだが、「キセキ」「GET DOWN」を早々に
やってしまったのであとは退屈なのだなあ。
タキツバのアルバムは買ったけど、はっきり言って二人とも歌はうまいほうじゃない。
声質だって似てるからアルバム聞いてるとソロ曲はどっちが歌ってるか
解らんし、デュエット曲では今どちらのパートなのか区別がつかない。
だから彼らが見えない分、歌で楽しむことも出来ないのだよ。

また親子席がとなりだったのか通路は終止バタバタと子供や大人が歩き回ってるし
落ち着かないったらありゃしない。(私の席は通路側だったのだ)

1時間半ぐらいたったところでJrのコーナー。
「KAT-TUN」がV6の「BEAT YOUR HEART」を歌い、「FOUR TOPS」(生田、山下、
風間、ハセジュンのことを「FOUR TOPS」というとはこの日まで知らなかった)が
V6のなかでも好きな曲「Believe Your Smile」を歌ったのがよかったかな。
(「BEAT YOUR HEART」はサビの最後の「ワン・ツー・スリー・・・・」のところが
「ワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス・KAT-TUN!!」と変えて
歌っていたことだけ記録で記しておく)

でも全体的にJrがたくさん出てくると構成も散漫になるし、合計で3時間近いステージは
返って長すぎて苦痛になってしまった。
(先日V6でアリーナ体験をして、いい思いをしてしまった反動もありますが)

タッキー&翼、ユニット名自体がなんだかユニットなのか、ソロの集まりなのか
はっきりしない変な中途半端なユニットだけど、今後コンサートのときは
Jrなんか連れてこないで彼らだけでやってもらいたい。
滝沢の役者としての成功は認めているが、歌手としてはまだまだ。

今後の彼らの音楽活動も見守っていく事にしよう。

(そうそう赤西を生で小さくチラッと観たが思ったより色白だったので
驚いた。テレビって色が黒く見えるものなのか???)