V6 AREANA TOUR
Feel Your breeze "one" summer


場所 国立代々木競技場 第一体育館
日時 2002年8月25日17:30〜 スタンド南Dブロック 1階
    2002年8月31日17:30〜 アリーナD3ブロック

コンサートのレビューを書くのが苦手でいつも困っている。
映画やテレビドラマの感想、批評はよく書いてるのにコンサートは
いつも書けない。
今回のコンサートで何故だかやっとわかった。

それはエンディングで「one」を歌ったときだ。
V6の曲としては初めて女性ボーカルが入った曲だが、
この曲の時、モニターには歌詞が表示されShooのパートの部分が
赤字で表示され、まるでカラオケボックスの画面のようになる。
ここで我々はShooのパートを歌い、青字のV6メンバーが歌うパートを
当然V6が歌う。
まるでカラオケボックスでV6のメンバーとデュエットしてるような
気分になれるのだ。
このとき、V6と我々で一緒に歌い、みんなで「one」という曲を
作り上げてゆく。

このとき初めて気がついた。
というか前々から思っていたことが確信になった。
コンサートはやはりV6のメンバーとみんなで作る一つのイベントだ。
映画やテレビのように一方通行で楽しむものではない。
コンサートはやはりみんなで作り上げていくものなのだ。
よく「サッカーではサポーターが12番目のメンバー」と言われるが、
この言葉を借りれば「コンサート中、観客は7番目のメンバー」と
なってコンサートという一つのイベント(お祭り)を完成させて行くのだ。 

その時、あなたは観客ではなく参加者だ。
自分が参加しているイベントについては思い出は書けても批評は書けまい。
あなたは三社祭(出なければ「ねぶた祭り」でも何でもいい)の批評が書けるか?
あなたは彼氏とのデートの批評が書けるか?

これがそれほどファンではない歌手のコンサートなら冷静に第三者的な
批評も書けるだろうが、架空のメンバーとして自分も参加し、楽しんだコンサートの
批評なんか書ける筈がない。

だからいつも苦しかったのだ。

というわけで批評なんて堅苦しく考えずに、思い出話をいくつかいたしましょう。


8月31日の時がアリーナ席で花道に近い席だったんですが
花道の脇に2m四方のぐらいのちょっと踊れるスペースがあって
その近くの席だったんですよ。
でエンディングに近い曲で(なんの曲か忘れた)森田剛がそこに来て踊って
くれたんです。
裸に白いシャツを羽織って胸が見えてる状態で、腹筋の鍛えたおなかも
おへそも汗もはっきり見える距離だったんです。
イヤー、クラクラしました。

カミセンの中では健>岡田>剛の順番でしたが、まじかに見る剛くんは
カッコよくセクシーだった〜〜〜。
しかも剛くん、パンツ(いわゆるズボンの方)のベルトをしてないので
ややパンツが下がってるんですよ。
だから黒いゴムが見えて「パンツ(アンダーウエアの方)まで見えた!!」
とわれを忘れてしまいました。
あとから考えるとあれはパンツのゴムではなく、マイクの中継機を腰に止めておく
為のゴムだったかも知れないけど、パンツだと思っておきます。
ええ、そのほうが幸せですから。
やられました。

そのあとイノッチも来たけど、あんまり興味がないので
なんとなく目のやり場に困りました。
アンコールの時、岡田さんが来てくれたのですが、Tシャツ姿だったから
肌は見えなかったし、岡田さんは気取った笑顔をしていて、しかもあんまり
こっちを見てくれなかったからイマイチ印象薄い。
健は花道を駆け抜けるだけで、その花道脇のスペースには来てくれませんでしたが、
なに、贅沢は言っちゃいけません。

あと2,3曲の感想を。
「HAVE A SUPER GOOD TIME」
この曲は後ろのステージで歌いだし、カミセンがデニムのつぎはぎ風の衣装で
歌うんですが、サビに入るところで「エビ反りジャンプ」をするところが
カッコいいです。

「出せない手紙」の時、フルコーラスじゃなかったのが残念かな。
この曲の後半から剛と健がステージからいなくなってしまったので
「この曲って健の曲なのに(健がメインボーカル取ってるわけじゃないんだが
『ネバーランド』の主題歌なので『健の曲』ってイメージが強いのだ)
なんで健がいないんだよ〜〜〜」
と思っていたらすかさず次の曲が「剛健ユニット」曲でした。
しかも服装もラップっぽく(?)バスケのユニフォームみたいなので
二人とも可愛く似合ってました。

イノ・岡田のユニット「GOGO僕たち」で二人の
演奏だったけど、去年みたく6人でやって欲しかった。
あとついでに「ミミセン」もね。

「speeder's high」も好きな曲ですねえ。
おととし、初めてカミセンのコンサを見に行った時のオープニングナンバーで
ものすごく印象が強い曲なんですよね。

アンコールの「WAになっておどろう」
この曲、簡単だし歌いやすいから楽しいんですよね。
エンディングに持ってきたのはよかった。


あとMCで流した昔のVTR。
主に「Vの炎」なんかをやってたけど、別に今回やるような内容じゃなかったんじゃ
ないかなあ。
ちょっと手抜きな感じがしました。

そんな感じで細かいところは不満があったけど、今回は剛くんに
やられましたね。
彼もこれからは注目です。(いまさらだけど)

文章として全くまとまってないけど、今回はごめんなさい。
だってコンサート中は我々は7人目のメンバーなのですから。
コンサートに参加してますから。