映画日記

2003年5月

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映画評では書ききれない、映画についての小ネタです。


5月29日(木)
「チャップリン映画祭」
この31日よりチャップリンの後期の名作が有楽町スバル座で連続上映開始。
それにちなんで表紙も変えて見ました。
チャップリンは映画の見初めの頃ちょうど連続上映されていて、今回上映の作品は
「巴里の女性」以外は全部見てるんですが、今見てみるとどう見えるかもう一度
見てみたい。
大恐慌、戦争とあの頃と本質的には何も変わってないような気がしますし。

でそれにちなんで「めざましテレビ」でチャップリンの話題。
なんと「独裁者」のメイキング映像が存在し、それはカラーで撮影されたそうだ。
数十秒放送されたけどすごいなあ。昭和15年ぐらいだもんね。
この映像、DVDかなにかでちゃんと公開して欲しい。
NGフィルムとかも含めて是非見てみたい。
5月27日(火)
「マトリックス・リローデッド」
この映画はあんまり興味ないし、見ないかも知れないけど最近話題なんですよね。
今朝も「めざましテレビ」で昨日の試写会の模様をやっていた。
で、その後で高島彩アナがキアヌ・リーブスにインタビューの模様を放送。
その前に配給会社から「キアヌ・リーブスのプライベートに関する質問は
遠慮してください」と言われ、
「え〜〜〜〜『私デートに連れていくとしたらどこに行きますか?』ってだめなんですかあ〜〜〜」
とブーたれていた。

バカか、おまえは!!
ちゃんと真面目に仕事しろ!!


5月20日(火)
「宣戦布告」
明日発売の「宣戦布告」のDVD、今日店頭に並んでいたので
早速買う。
このDVD、発売が数ヶ月遅れていたので喜びもひとしお。
去年のベストワンでしたが、最近の映画では一番お気に入りなのです。
70年代のパニック映画ブームを思わせる展開がたまらなく面白い。
有事法案も事実上成立してしまった今ですが、ホント、タイムリーな
映画だと思う。
にもかかわらず、ほとんど話題にならないのは誰がどこかで
意図的に宣伝を押さえているのでは?と疑いたくなります。

特典としてメイキングとセットデザイナーのセット作りの秘密が収録。
首相官邸のセットの秘密が明かされ、「なるほどなあ」と感心させられました。
(ネタばれになるので多くは書けないのですが)
皆さんにも是非観てもらいたい作品です。
おちおちしてるとフィクションではなくなってしまいますから。
5月18日(日)
「サラマンダー」
映画雑誌を読まないんで新作情報に疎く、新聞広告で情報を得ることが多いんですが、
昨日歌舞伎町に行った時に見たのがこの映画の看板、「サラマンダー」。
公式HPはこちら→http://www.salamander-jp.com/
怪獣映画観たいなんでそれだけでも観たいなあ。
来週あたり六本木で見たいですね。
5月17日(土)
「新宿コマ東宝」
「あずみ」を新宿コマ東宝にて観賞。この映画館に来るのは「ソウル」以来(多分)だから
久しぶり。東宝の封切り作品は観ていたけど、最近は日劇とか浅草とかで見てたからなあ。
昔は東宝の封切り作品はほとんどここで観てたんですが。
で何の話かと言うとイスの話。ここは数年前の改装で前後のイスが互い違いに
なるように配置され、よくなったと思っていたんですが、最近のシネコンに
慣れてしまった僕としては「硬い」「狭い」「ドリンクホルダーがない」と不満ばかりが
目立つ。俺も人間が贅沢になったなあ。

その他、シネマミラノで「エニグマ」家に帰ってビデオで「赤頭巾ちゃん気をつけて」を観る。
5月15日(木)
「エニグマ」
今週末公開で楽しみなのがこの映画「エニグマ」↓
           http://www.enigma-movie.com/
ミック・ジャガーがプロデュースっていう事だけどそんなことは
関係無しにUボートにドイツの暗号解読器、っていうアイテムが
楽しみですね。期待大。

5月14日(水)
「ドキュメントドラマ・北朝鮮拉致」(テレビ東京)
最初の方、少し見逃しちゃったけど2時間半のドラマを見る。
ドラマとして評価するともう一つなのだが、真実の重みがそんな思いを吹っ飛ばす。
2時間半の長さを全く感じさせない力のある作品だった。
実は私は10年以上前、「金日成のパレード」というポーランドの
テレビ局が作ったドキュメンタリーを観て以来の北朝鮮ウォッチャーなのだが、
日本のテレビで北朝鮮の問題を真正面から取上げたドラマは初めてではないか?
(最近のワイドショーは別だよ。あれは野次馬根性入りすぎていておふざけが過ぎる)
これを見ると「敵は北朝鮮ではなく、日本政府」と言いたくなる気持ちもよーく解る。

9月17日の小泉首相訪朝の日に、飯倉会館で被害者の安否を家族に個別に
伝えた時に、生きていた被害者の家族が横田さんたちの安否を心配してたずねた時、
「あんたらの家族は生きていたんだからいいじゃないか!」と怒鳴った福田官房長官、
事実だとすればひどい話だと思う。

出演は横田めぐみさんの両親に加藤剛、竹下景子、他の家族の方に、
高松英郎、庄司歌江、長門裕之、南田洋子、田村高広、左右田一平、江藤潤
風間杜夫などの豪華な面々。
再放送があったら是非皆さんにも観てもらいたい作品。

5月12日(月)
「がんばれ!ベアーズ」
帰宅途中、NHK-BSでの放送を知り、家に帰って慌ててTVのスイッチをオン。
最初の20分ほどは見逃したけど、もう何回目か解らないくらいの再観賞。
封切りのころ、この映画が無茶苦茶気に入って10回以上は見たはずだ。
実はセリフやシーンもほぼ暗記してるんだけど、今回ほんと久しぶりに見て、
出てくる選手が記憶より子供に見えたのには驚いた。
初見の頃はほぼ同世代でしたからね。

今回もう一つ驚いたのは自分がバターメーカー(ウォルター・マッソー)の視点で
映画を見てたこと。
この映画、野球選手としては三流で終わり、今は金持ちのプールのしがない清掃員
でしかないバターメーカーの敗者復活戦映画でもあったのではないか?
そんなことはじめて観た頃の子供だった私にわかろう筈が無い。
俺も苦労したんだなあ。

子供の頃見たのとは違った映画が見えてきた。
DVDが発売されたら買ってもう一度じっくり観てみたいものだ。

「座頭市」
朝の「めざましテレビ」でたけしの「座頭市」のロケ情報を見る。
どういうものが出来上がるか解らないが、北野武は比較的少ない新作が期待できる
監督なので、この秋公開が楽しみ。
5月8日(木)
「踊る大捜査線」
今朝の「めざましテレビ」でクランクアップの話題。
織田裕二のアーミーコートは血で染まってたけど、青島は怪我をしていなかった
ようだ。私は「踊る大捜査線」ファンだが今から楽しみ。
初日に「シネマメディア−ジュ」で観るのもいいかも。

「あずみ」
同じく「めざましテレビ」で特集。上戸彩、成宮、金子貴俊、石垣、小橋らも交えての
座談会。
夜帰ってテレビをつけたら「うたばん」にも「とんねるずのみなさんのおかげです」にも
上戸彩は出ていた。宣伝、力入ってますね。とりあえず期待。
5月4日(日)
「シネマメディア−ジュ」
私鉄から埼京線に乗り換えて、りんかい線直通のコースでお台場に行こうと思って
切符売り場で固まった。なんと片道510円もするのだ。
さすがに交通費だけでこの金額は高いなあ。往復だと1000円超えちゃうよ。
迷ったが折角だから行く事にする。
東京テレポート駅からシネマメディア−ジュまでは思ったより距離があった。
前売り券をチケット売り場で指定席券に引き換えたんだけど、カウンターがガラスで
仕切られていて中の係りのおねーさんとはガラス越し、インターホン越しの会話。
普通の映画館は切符売り場が外に面してるからガラス付なのは解るが、
ここは中なのだからガラスはいらないのでは?
インターホン越しの会話は意外と聞き取りにくいのだ。
品川プリンスシネマもヴァージンシネマ六本木もガラスは無かったしなあ。

見に行った映画は「MOON CHILD」。
イスの肘掛は固定で動かない。ヴァージンシネマ六本木は肘掛が新幹線のように上に
上げる事ができる。だから空いてれば足を横に伸ばしてみる事も可能なのだ。
品川プリンスシネマも「踊る大捜査線」の予告の後に「バトルロワイヤルU」の予告を
上映したりしたが、ここでも東宝の予告の後に松竹配給の作品が上映されるのだ。
こういう映画会社の枠を超えた組み合わせが観られるのもシネコンならでは。

映画が終ったのは7時半頃で、食事でもしようかと館内をうろついたが、みんな満席で
外まで人が待っている。
すごい人出だなあ。
結局お台場で食事は諦め、新宿に帰る。
アミューズメント施設が立ち並ぶお台場はなんだかミニラスベガスみたいだった。
ここ、本当にカジノができるのかなあ?
5月3日(土)
新コンテンツです。
主に映画に関する小ネタを書いていきます。
但し毎日更新するとは限らないので、あらかじめお断りしておきます。
以後、ごひいきに。

「ブラックホーク ダウン」
DVDにて何回目か(5、6回以上)の観賞。この1ヶ月ぐらい休みのたびに見直してると
言っていいくらい何回も観ている。そろそろ原作も読んでみよう。
この映画についてはいつか長い文章を書いてみたいと思う。
しかし何回も観ていると編集ミス、というか順番が違うカットが挿入されている事に気づく。
墜落した2機目のヘリコプターの機長デュラントがデルタに助けられたあとのシーンで、
後のカットで渡される銃がすでに足元にあるカットを発見した。
(こんな大雑把な書き方では解らないと思いますが、あしからず)

「品川プリンスシネマ」
先日、六本木ヒルズにオープンした「ヴァージンシネマ六本木」に行って以来、このGWは
東京のシネコンめぐり。(本日は「魔界転生」)
まず数年ぶりに品川駅で降りたんだけど、改札口が全く変わっていたのには驚いた。
「品川プリンスシネマ」はロビーなどは「ヴァージンシネマ六本木」の方がいい。
イスも比較的フツー。わざわざ交通費使っても行きたいとは思わせるほどではなかった。
でもホテルだけあってレストランとかは充実してるし、ボウリングやプールもあるので、食事、
ボウリング、映画と組み合わせて楽しめる点がいいかも。
ホテル内のショッピングモールを歩いているとリゾート地のホテルに行ったようでもあり、
つかの間の旅行気分をちょっぴり味わう事が出来た。