映画日記

2003年6月

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映画評では書ききれない、映画についての小ネタです。


6月24日(火)
「名古屋章さん」
またまた訃報で残念ですが、名古屋章さんも死去。
映画ではこれと記憶に残るのはないのですが、個人的には数々のテレビドラマより
ジェームズ・ガーナーの「ロックフォードの事件メモ」の吹き替えも印象に残ります。
「ロックフォード〜」再放送希望ですね。
ご冥福をお祈りします。
6月21日(土)
「山本廉さん」
東宝のバイプレーヤーだった山本廉氏が亡くなったらしい。
山本さんは「独立愚連隊西へ」の活躍が有名だが、個人的には「日本のいちばん長い日」
も好きです。
ご冥福をお祈りします。

6月16日(月)
比較的仕事が早く終ったので会社帰りに新発売されるDVDを予約。
予約したのは「AIKI」と「ブラックホーク ダウン」。
それにしても「AIKI」は来週発売だと言うのに予算の都合からかチラシもポスターも
見かけないし宣伝してもらってないなあ。
いい作品なんですけどね。
一方「ブラックホーク ダウン」はリドリー・スコット他のオーディオコメンタリー付なので
(しかも3パターン)そちらのほうも楽しみ。3回ぐらい見直せる面白さですからね、
「ブラックホーク ダウン」は。
6月13日(金)
「グレゴリー・ペック死去」
そういえば最近名前の聞かなかったグレゴリー・ペックだが訃報という形で
ニュースが入る。
僕がこの方を同時代で見たのは「オーメン」「マッカーサー」「ブラジルから来た少年」
(劇場未公開。テレビ放映のみ)ぐらいなんだけど「ローマの休日」をはじめ
「正しくてみんながあこがれるアメリカ」を象徴してる感じでした。
彼の代表作「アラバマ物語」は見てないんですよ。
ビデオ等で一度見てみたいと思います。
ご冥福をお祈りします。

6月7日(土)
「鈴木英夫特集」
本日は浅草東宝にて「鈴木英夫特集」。
しかも今回は「隠れた名匠」という肩書き付。
上映作品は「燈台」「非情都市」「その場所に女ありて」「やぶにらみニッポン」
「花の慕情」の5本。
そのうち「非情都市」と「その場所に女ありて」の2本は去年見てるので2回目。

特に「その場所に女ありて」は今回の方が楽しく観れた。
司葉子のぞくぞくするようなカッコよさ。
今の江角マキコの比じゃないよ。
キャリアウーマンとしての強さと、時折、女として宝田明に惹かれていったりするが、
最後、自分を頼って無心に来る義理の兄(児玉清)をはねつけ、
山崎努の自分勝手なアートデザイナーにビンタをし、そして最後に電話で「もう一度会おう」と
言う宝田明に「街で会ったらお酒でも飲みましょう。笑い話にしてもいいわ。さようなら。
・・・え?さようならって言ったのよ」と電話を切るあたりはしびれるような魅力だ。
是非DVD等でコレクションに加えたい一品。
お薦め!

本日の特集には新着リンクの「トーホースコープ・ドットコム」のバカチンさんも
いらっしゃったようだ。お会いしたかったな。

6月6日(金)
「最近観た映画」
映画評の更新が溜まってます。
で最近のお気に入りは5月末にNHK−BS2で放送された「事件記者」シリーズ。
NHKの人気ドラマの日活での映画版でサイズは1時間のSP。
これが意外と面白い。
警視庁記者クラブを舞台にした作品なんだが、登場人物も多く、時にライバル、
時に仲間という記者たちの人間関係が面白い。
昨今のテレビドラマのような恋愛話が絡むことなく「大人のドラマ」という感じがする。
恋愛の合間に仕事をしてるようなドラマはもういいよ。
極論を言えば最近のドラマは「女子供向け」に作られすぎてる。
大人がドラマを見なくて、その層の視聴率が無いっていうのは「見たいドラマが
無いから」って言うだけなんですけどね。
こういう「大人のドラマ」がまた復活して欲しい。