塩田貞治くん特別インタビュー(その1)

このインタビューは2004年1月10日(土)夜に行われた「『のんきな姉さん』公開記念
塩田貞治くんファンオフ会」
に特別出席してくれた塩田貞治くんに、管理人・神宮寺誠
出席者の前で公開インタビューしたものです。
「のんきな姉さん」の製作話から他の出演作品についてファンとして知りたかったことに
答えてくれました。
以下全内容を2回にわけてアップします。

(その2へ)


今日はお忙しい中、また舞台あいさつ直前の特に忙しいところをお出でいただき
本当にありがとうございます。
ファン代表として私から代表インタビューを行わせていただきたいと思います。

今日は「のんきな姉さん」公開記念ということで「のんきな姉さん」の
話を中心に過去の作品などについてもうかがいたいと思います。
宜しくお願いいたします。

塩田くん「あ、お願いします」

「のんきな姉さん」、最初のタイトルは「ゆめび」だったわけですよね。

塩田くん「ハイ」

まずこの作品に出演が決まった経緯をお聞かせいただきたいのですが?

塩田くん「経緯は、デビュー作のスタッフの方が、『ゆめび』のスタッフの方に
     僕のことを紹介してくれて、プロフィールを(『ゆめび』スタッフに)
     見ていただいて、ちょっと会ってみたいという話になって
     監督さんとお会いして決まったという感じです」


今おっしゃったデビュー作というのは「卓球温泉」のことですね。

塩田くん「あ、そうです」

この作品は撮影が行われたのは2001年になるわけですか?

塩田くん「そうです。もう3年・・・ちょうど『ロシア語会話』が始まる前でした」

もう3年前になるんですね。

塩田くん「そうです、3年経っちゃって(笑)だから3年前の自分が
     写ってる訳で(笑)」


僕は昨年の11月の多摩の映画祭で拝見させていただきまして。

塩田くん「あ〜、ありがとうございます」

作品を観たところ「夢、幻想、回想、想像」などが入り混じった複雑な話で、
ストーリーがちょっと解りづらい感じですが。

塩田くん「そうですね」

シナリオをはじめて読んだ時はいかがでした?

塩田くん「でも、シナリオ読んだときはすごいいい話だなあと」

解りづらくなかったですか?

塩田くん「そんなこともなかったですよ。シナリオのほうが逆に解りやすかったです。
     むしろ面白そうっていうのが・・」


あ〜そうですか。原作のコミックは読まれました?

塩田くん「読んでないんですよ。噂ではいろいろ聞いてるんですけど(笑)」

原作のコミック、僕、読んだんですが映画に比べてかなりHです。

塩田くん「すごくそういうシーンが多いそうで・・・・」

そう、他の山本直樹さんの作品も読んだんですが、かなりH系です。R-15ぐらいな感じで。

塩田くん「だから原作のファンの方が見に来られるとがっかりするかも、ですね」

あ〜確かに。逆にちょっと・・・

塩田くん「そういうシーンはないですから。近いものはありますけど」

かなり薄まってますからね。で、下世話な質問ですが、

塩田くん「はい?」

全裸シーンがあるんですよね?

塩田くん「あ(笑)そうなんですよね(笑)がんばっちゃいました(笑)」

「卓球温泉」でも全裸シーンがありましたが、

塩田くん「そうなんですよ〜〜〜」

ああいうシーンというのはやってていかがですか?

塩田くん「(笑って)なんかこう、いやでも、現場入っちゃうとお芝居って事で、
     『やっちゃえ〜〜』みたいな感じで(笑)」


(一同笑い)

なるほど。監督の七里圭さんは公式HPの写真で見るとものすごく暗そうな方に見えるんですが。

塩田くん「あ〜〜〜〜〜(笑)」

実際はいかがでした?

塩田くん「変わってますね」

どんな感じで?

塩田くん「暗いっていうのか・・・ちょっとやっぱり。でも監督さんて変わった方多いですよ」

そうですね、いまどき映画監督なんて変わってなきゃ出来ませんからね(笑)

塩田くん「映画を見ていただければ解ると思うんですが、変わってますよ(笑)」

この作品では画面上の共演はなかったですが三浦友和さん、そして一緒にお芝居された
佐藤允さんなどのベテラン俳優とご一緒なさっていますが、何か思い出がありましたら・・・

塩田くん「佐藤さんとはご一緒させていただいて・・・そうですね。なんかよく
     誉めていただいて、でもあんまり誉めていただいたんで逆に不安に
     なるくらいで。すごいいい方で、パワフルな方でした」


佐藤さんは僕は以前トークショーという形でお見かけした事があるんですが、
物静かな方、というイメージがあるんですが。

塩田くん「そんなこともなかったですよ。いろんな話をしていただきましたし。
     内に秘めてるものがある感じかもしれませんね」


佐藤さんも昭和30年代、40年代は東宝で大スターで活躍された方ですが、
その頃の作品もすごい面白いんで、塩田くんも是非観てください。

塩田くん「あ、はい。ありがとうございます(笑)」

で、これからほとんどの方がこれから初めて「のんきな姉さん」をご覧になるんですが。
もちろんもう、多摩の映画祭で見た方もいらっしゃるんですけど、

塩田くん「ホントですか?どちらの方です?」

(Rさん、手を挙げる)

塩田くん「(嬉しそうに)ありがとうございます(と会釈)」

でこれからご覧になる方に見所というかメッセージというか、

塩田くん「(ちょっと困って)見所ですか?」

ここを見て欲しいとか。

塩田くん「見所、見所は・・もう全部なんですけど、結構雪のシーンなんか映像も
     きれいなのでそこのところを・・・楽しみに。あとがんばって脱いだんで
     (一同爆笑)どんなもんかなあと(笑)」


ありがとうございました。

(その2へ続く)

(04年1月18日更新)