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「ロシア語会話」11月分

11/4
11月4日
  11/12
11月11日
  11/25
11月18日
  11/25
11月25日

11月25日「何時ですか?」

<今日の塩田くんのファッション>
黄色のTシャツにこげ茶の秋らしくカーディガン。
今日はいつもより髪がカチッとした感じ。
黒田先生も髪はちゃんと整髪されてる。

<今日の塩田くんの見所>
オープニング。
塩田くん「今日も元気もりもり張り切ってがんばります」
黒田先生「サーシャ君の場合は『もりもり』じゃなくて『もぐもぐ』じゃないの?
     今日はロシア料理のコーナーがあります」
オクサーナさん「憶えた表現をもじもじしないでどんどん使ってくださいね」
とくれば当然「も」がつく擬態語でしめそうなもんだが、
デニース「僕のテスト、とんとん拍子で出来るかな?」
逆に外してくれるデニースです。
オープニングから黒田先生の皮肉も効いていて快調な滑り出しです。

で今日のお題は「カトーるぃ チャース?(何時ですか)」
先週まで発音が難しい表現が続いてましたので
塩田くん「今日は簡単に出来ました」
黒田先生「じゃ、何時ですかって訊かれて答えられる?」
塩田くん「・・・・それはまだできないです」
調子に乗ってしまう塩田くんを厳しく指導する相変わらずの黒田先生です。

デニースのテストは時計を持ってきて何時かロシア語で言うというもの。
7時の時、
塩田くん「セーミ チソーフ。 蝉と憶えました」
とまたまたサーシャ流語呂合わせなんですが、問題は「7」と「蝉」を
どう関連付けるかですね。
テストが終ってデニースが何かロシア語でいって去っていく。
黒田先生「これで遅刻しないでしょうってさ」
塩田くん「うーん、まあね」
オクサーナさん「どうかな、デニースとは違うよね」
最近多いですね、遅刻ネタ。
デニースも塩田くんもよく遅刻するんでしょうか?

で書き取り。
黒田先生「では今日の表現を書いてもらいましょう。
     今日は簡単だって言ったよね!!」
塩田くん「はーい」
オクサーナさん「今日は発音も簡単だったし見なくても大丈夫だよね」
塩田くん「でも間違えちゃったりして・・・」
オクサーナさん「うーん、でもやっぱり気になるから見ちゃお」

書き出しを大文字出なければならないのに小文字で書いてしまい、
黒田先生「本当ははじめは大文字なんだよー」
塩田くん「今日は完璧だと思ったんだけど・・・」
でもあんまりめげてない塩田くんです。

<デニースのおまかせスキット>
デニースに何時か聞かれて3時と答えた塩田くん、
デニースは「3時から講義」ということでいってしまいました。
そしたらグーという塩田くんのおなかのなる音。
塩田くん「3時といえばおやつの時間だ。僕の腹時計もなったし今日の
     おろしあのコーナーはロシア料理を紹介する日だった!!
     (ここで満面の笑顔)準備もそろそろ出来そうなので
     皆さんにはまず文学案内とインタビューを見ていただきましょう」
と随分ベタな展開でした。


<聞きかじりのおろしあ>
という事で今日は「キエフ風チキンカツレツ」
塩田くん「キエフってどういう意味ですか?」
とか訊いて黒田先生がいろいろ説明してくれるけど
フンフンと答えてはいるがあんまりきいてない。
心はもうカツレツに行ってしまっているのでしょう。

カツレツを食べて
塩田くん「甘味があってまわりがさくさくしていてジューシーで
     オーチンフクースナでーす」
明日から「食いしん坊バンザイ」が出来そうなくらい説明が
出来るようになった塩田くんです。

でロシアでは家庭では実際はひき肉にしてメンチカツみたいにして食べるそうです。
塩田くん「そのメンチカツも食べてみたいですね」
塩田くん、スタッフが「こちらです」と出してくれるのを期待したんだろうか?
でもすかさず黒田先生、「今日はないよ」の一言。

塩田くん諦めきれずにオクサーナさんに
「作り方教えてください」
オクサーナさん「こっちが知りたいわよ」
オクサーナさんは料理が苦手なのかも知れませんね。
二人が結婚したら塩田くんがいつも料理をする事でしょう。

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11月18日「社会人ですか、学生ですか?」

<今日の塩田くんのファッション>
赤にボーダーの長袖Tシャツ。
首周りが広いので塩田くんのきれいな首筋に見とれてしまう。
書き取りの時後ろを向いたら、背中に星が3つ描いてある。
背中にポイントがあるおしゃれなシャツです。

黒田先生も先週に引き続き髪型バッチリ決まっている。

<今日の塩田くんの見所>
オープニング。
黒田先生「ちょっと復習してみましょう。ヴィー ストゥヂェーント?(あなたは学生ですか)」
塩田くん「ニェット。ヤー アクチオール(違います。私は俳優です)
     もう何回言ったらわかるんですか。そりゃ先生からすると僕は生徒かも知れないけど」
黒田先生になかなか俳優と認めてもらえず、少しいじける姿が可愛いです。

それよりもオープニングはオクサーナさんとデニースに注目。
オクサーナさん「ロシア語の歌も歌ってくださいね。 ね、デニース」
デニースもニコニコ顔で「ねー。僕の歌、待っててね!!」
かつてオープニングでオクサーナさんがデニースに話し掛けることがあったろうか?
いつも軽〜くあしらわれる事が多かったデニースだが少しポジションが変わってきたぞ!

今日は単語が長く発音も難しく、塩田くんボロボロ。
めずらしく黒田先生とオクサーナさんと3人一緒に発音して
やっと塩田くん発音できてる状況でした。
また書き取りもめちゃくちゃで書きなれてる筈の「Bы」も間違える始末。
オクサーナさん「自信がない時は字が小さくなるのね」
塩田くん「当たり!」
とにかく今日は単語が長く発音が難しかったです。

<今日のデニース>
で「おまかせスキット」
またまたディスコでナンパ篇。(6月3日)
デニースと塩田くんが踊りながら登場するんだけど、
これがなんていうんだろう、アヒルの行進を踊りにしたような不思議な踊り。
今日はオクサーナさんもスキットに登場。
オクサーナさんに声をかけた塩田くんたち、デニースはオクサーナさんの手にキス!!

先週、「バラの花が欲しい」とおねだりしたにも関わらず、
「花より団子!」とかわされたりしたので、デニースに近づき塩田くんに
やきもちを妬かせて自分を見てもらおうという作戦のオクサーナさんです。
それともロシアの乙女心がわからない日本人の塩田くんではなく
同じロシア人のデニースに心惹かれつつあるのか?!オクサーナさんは!
次回どうなる?

その後の「聞きかじりのおろしあ」は画面いっぱいのニコニコのデニースのアップでスタート!
以前(7月17日)の「一週間」の時とは違って「モスクワ郊外の夕べ」を自信満々に歌っている。
前はものすごく照れてたけどなあ。
やはり自分を見ていてくれるオクサーナさんの存在が彼の自信へとつながっているのか?
黒田先生をはじめ全員で体を左右に振りリズムをとっている。
塩田くんもニコニコと楽しそう。
歌い終わった後、塩田くんも一節歌う。
塩田くん「(歌い終わって)僕の歌、どうでしたか?どうでしたか?」
心の広い塩田くんはでデニースの歌でも楽しくなれます。

エンディングの塩田くんの絵。
電車の中で寝ながら電車で仕事に向かうサラリーマンと
寝坊する学生の姿を対比させている。
塩田くん、やはり25歳の青年らしく学生には手厳しいです。
黒田先生も絵を見て「確かに遅刻はいかんね」


<今日の黒田先生>
今日の、というわけではないのだがデニースのスキットもディスコのナンパだし、
スキットも女性が男性を紹介され、食事にでも誘われるというもの。
そりゃ、スタンダード40だから必然的に「私は〜です」「あなたは〜なんですか」的な
紹介風の文章が多くなるのもわかる。
しかしディスコでナンパとか女の子が男の子を紹介するとか男女の出会いが
多いと思う。

これは黒田先生の青春時代と関係があるのではないかと思えてきた。
黒田先生は番組スタート時は37歳。となると多分昭和38年、1963年生まれだ。
若い方のために少し昔話をしよう。

再三この中に登場するけどジョン・トラボルタの「サタディーナイトフィーバー」が
公開されたのが1978年。黒田少年15歳、中学3年だ。
この映画の公開でディスコブームが起こり、「フィーバー」という言葉が
流行語となった。
また当時のソ連は今と立場がだいぶ変わっていて東側のリーダーとして
西側との対立はもっと激しかった。
日本は西側の一員としてソ連というのは仮想敵国だった。
またソルジェニツィーン氏の幽閉事件といいソ連は常に悪役イメージだった。

1980年(黒田少年17歳、高校2年)にはソ連はアフガニスタン侵攻を行い、
これが世界的な非難にあい、この年のソ連初めてのオリンピックであるモスクワ大会は
西側諸国のボイコットを招き、参加国数は大変少なかった。
(もちろん日本も不参加。このことは賛否両論だった)
そのあおりで84年(黒田少年21歳、大学3年)のロサンジェルス大会は
ソ連をはじめとする東側諸国がボイコットしてこれまた参加国数は少なく、
88年のソウル大会でやっと東西の国が参加することになるのだ。

こんな時代にロシア語を勉強したのだ。
今だってロシア語はマイナーなのに80年ごろは仮想敵国の言葉なのだ。
「サタディーナイトフィーバー」にはじまるディスコブーム全盛のころ、
ディスコで女の子と知り合っても(今日のスキットでも女の子は
『なんていう会社に勤めてるの?』と肩書きを気にする。
『女は肩書きが最優先』という黒田先生の先入観なのだろうか?)
「黒田君は専門学科は何なの?」と訊かれ「ロシア語」と答えたばっかりに
「変なの」と嫌われた経験が一度や二度でなかったと思う。

このあたりのトラウマが黒田先生にやたら男女の出会い風のスキットを多く作らせてる
要因なのかも知れない。
また塩田くんに対する皮肉の数々も自分の暗かった青春時代とは違う青春を送っている
今の学生の世代への憎しみの表れかも知れないのだ。

今回は黒田先生の心の闇に迫って見ました。
いかんな、先日、宮部みゆきのベストセラー「模倣犯」を読み終わったので
絶対影響受けてるな、今日は。

(黒田先生、もしお読みになってたらごめんなさい。
たわごとだと笑って読み飛ばしてください)

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11月11日「彼は学校で働いてます」

<今日の塩田くんのファッション>
塩田くんの好きな色というオレンジのトレーナー。
下にベージュのTシャツを着てるみたい。
黒田先生は秋らしくブレザー姿。そして髪はさっき床屋に行ってきました!って
感じのパリッと決まった髪形。

<今日の塩田くんの見所>
今日はあんまりネタないです。
オープニング。また誰か鼻すすってます。多分塩田くんでしょう。
早く風邪直してね。

スキットは子供たちが4人でお絵かきしながら親の職業について話すというもの。
(アントン君が美少年だった)
黒田先生「どうかな?」
先生、スキットが不自然でないかとか実は気にしてるのかな?
塩田くん「和みますね〜」

で書き取り。
オクサーナさん「最近はすいすいかけるようになったね」
塩田くん「ちょっとは上達したかな?」
オクサーナさん「かなり上達したよ」
最近5月6月ごろの過去ログのアップのために見直してるんだけど
そのころに比べると書くスピードが早くなってます、確かに。

デニースとのスキットはデニースが医者になったり、銀行員になったり、学校の先生
なったりするというもの。
まあ笑えた。(別にそんなに笑いをとろうとしなくてもいいと思うが)

<今日のオクサーナさん>
「聞きかじりのおろしあ」
お便りの紹介。
「百万本のバラ」を描いたハガキを紹介。
オクサーナさん「私もバラ大好きなのよ。塩田くんは?」
塩田くん「バラも大好きなんだけど〜やっぱり食べ物の方が大好きだから
    花より団子かな〜?」と可愛くお茶目に断ってました。
実は塩田くんにバラをプレゼントして欲しかったんでしょうね、オクサーナさんは。

この二人、うまくいってるのかな?
実は盛り上がってるのはオクサーナさんだけで
塩田くんにはその気は無いように思えるときがあります。

あとロシアに行ってきた!というお便りが何通か紹介され塩田くんも
「早くロシアに行ってスタンダード40を試してみたいです」と行きたがってました。

あと最後に出てくるイラスト、今日はじめて初めてだと思う。
イラストに日本語でも「彼は学校で働いてます」って今日の表現を書くのは。

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11月4日「モスクワに住んでます」

<今日の塩田くんのファッション>

ベージュのTシャツに白のシャツ。
このシャツ、よく見ると袖口や前のボタン部分にグレイのチェックが入ってるおしゃれなシャツ。
この服のブランドは知っている。確かコムサデボーイだ。
売ってるのを見たことがある。

あとは髪型。先週と違って少し切っている。
「半月」の時は先週放送分ぐらいの長さだったから、今週は「半月」以降に収録されたんでしょうね。
しかも「半月」の時みたいに少し鼻すすってる。
塩田くん、鼻から風邪を引くタイプなんでしょう。

<今日の塩田くんの見所>
今日のスキットは長距離列車のコンパートメントに乗客が次々と
乗ってきて長旅なんだからお互いに紹介しあうというもの。
でもモスクワとぺテルブルグとサハリンの人が乗り合わせるなんて。
この列車、シベリア鉄道なんかだろうか?(ロシア地図参照)

なかなか豪華な内装の列車で、
塩田くん「とってもシックで高級感がある列車ですね」
オクサーナさん「私あんなのに乗ったことないの
    (新婚旅行の時にはあんなのに乗りたいわね、塩田くん。はぁと)」
オクサーナさんがそう思ったかは定かではありません。

一通り解説が終って(でもロシア語の語尾の変化は難しい。地名なんかでも変化するんだもん)
塩田くん「新しい表現も憶えたので、オクサーナさんに質問がありマース」
オオなんだと期待したが「ア グヂェー ヴィー ジヴョーチェ?(どこに住んでますか)」
と授業には関係ない個人的な質問。
オクサーナさん「ロシア語としてはあってるけど、答えようかなあ」
と答えをはぐらかすオクサーナさん。
でもそこへ乱入するデニース!
黒田先生「邪魔が入ったね」と嬉しそう。
いや塩田くんは知ってるはずだ、オクサーナさんの住んでる所。
案外行った事ぐらいあるかもしれないぞ、先週までのアツアツ振りを見る限りでは。

<今日のデニース>
ベンチでうたた寝を塩田くん、はっと目を覚ますと「モスクワ」の看板が!
塩田くん「はっなんでこんな所いるんだろ?」
横で地図を見てる男、デニースに話し掛けます。
塩田くん「君はどこに住んでるの?」
デニース「東京さ」
塩田くん「僕も東京。一緒に帰ろう」というもの。
なんだか「不思議惑星キンザザ」みたいでした。黒田先生、見たのかな?

<今日の黒田先生>
書き取りの時、
オクサーナさん「最近は書きなれたから、直す所ないんだけどね」
黒田先生「だといいんだけどね」

「聞きかじりのおろしあ」はロシアのことわざについて。
日本の「急がばまわれ」にあたる「ゆっくり進めばより遠くへいける」
塩田くん「僕みたいなそそっかしいのには大切な一言ですね」
黒田先生「ちょうどいいね」

黒田先生「僕の座右の銘ね。『遅くなっても何もしないよりはいい』」
塩田くん「わーすごいいい意味ですね」
黒田先生「遅刻の言い訳じゃないよ」
塩田くん、今日は遅刻したんでしょうか?
そういえば髪の毛もイマイチ、セットされてなかった気がするし。

最後に塩田くん「『終りよければすべてよし』みたいなのありますか?」
オクサーナさん「あるよー」と紹介してくれましたが、ほとんど同じもの。
塩田くん「『終りよければすべてよし』は僕のモットーでーす」
絶対今日遅刻して黒田先生を怒らせてるな、塩田くん。


ラストのイラストは「私はモスクワに住んでます」と描いた王子様の絵。
オクサーナさん「この王子様は塩田くん?」
塩田くん「え〜〜、僕は東京ですよ〜〜」
笑ってる塩田くんです。
オクサーナさんにとっては塩田くんは王子様なんですね。

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