「世界ウルルン滞在記〜韓国で無農薬米作り」

日時 2002年9月8日22:00〜 TBS系
公式HP:http://www.ururun.com/


塩田くん初の民放メジャー番組出演。
若手俳優が一度は経験する「ウルルン滞在記」に出演だ。
以前からのファンとしては期待するなというほうが無理というもの。

この番組のHPや当日の徳光さんの司会で知ったけど
塩田くんて農業高校出身だったんですね。
製菓学校が最終学歴というのは公式HPなどでも有名だったけど、
農業高校とはちょっと意外。

でも徳光さんに「学校で習った事役に立った?」
塩田くん「全然。あんまり勉強してなかったから・・・」
徳光さん「だから芸能界入ったんだ〜」
といきなり強く突っ込まれてましたが。

いつもの都会の少年のイメージとは違って今回はドロだらけになりながらの
農作業生活。
日本と似たようで違う韓国の料理で、どじょう料理はちょっと戸惑ってるよう
でしたが「おいしい、おいしい」といつもの笑顔は絶やしませんでした。
番組中、いつもの癖で「オ〜チン・フク〜スナ(ロシア語で『とってもおいしい』)」と
いってしまうんじゃないかという期待と不安がありましたが、それはなかったですね。


で、よく考えたら8月に韓国にいるという事は実に微妙な事なわけで。
やっぱり8月15日の話題になり韓国の方に「8月15日が何の日か知ってるか」
と問われた塩田くん、見てるこっちが緊張でいっぱいになります。

塩田くん「え〜と。なんだろう?」

ああ、それを言ってしまったか!
思えば2001年度のNHK「ロシア語会話」の7月15日放送分でも
黒田先生に「クレムリンて知ってる?」と問われて
塩田くん「さあ?」と答えた前科のある彼らしい。
この番組で初めて塩田くんを観た全国の多くの視聴者の中には
「8月15日を知らないとは何事か!」と怒った方もいらしゃったと思うが、
そこは許していただきたい。
そう答えたにも関わらず許されるのが彼のナイスなキャラなのですから。

スタジオトークでも藤本義一さんの「彼が知らないのはそれをきちんと教えてない
我々上の世代の責任」というありがたいフォローのおかげで助かってました。

そして日韓のそんな溝を埋めようとするかのように、韓国にの農村に溶け込もう
とする塩田くん。
日韓の習慣の違いの戸惑い、年上に対する礼儀が厳しい韓国ならではの誤解
(朝、起きたとき寝ぼけてご主人を跨いでしまった)などを乗り越えて、
「米の刈り入れを見届けたい」と本人たっての希望で「ウルルン」史上初の
ホームステイの延長決定!!
結局、このスタジオ収録が終ったらまた韓国へ帰るとのこと。

実を言うとこの番組って「スタッフのお膳立ての下、タレントが1週間外国で暮らす
だけのやらせっぽい番組」という悪いイメージあったので
あんまり観てなかったんですが、今回に関してはそういうのはないみたいですね。

テレビで見受けられる誠実なイメージと変わらないなあと改めて塩田くんを
見直した次第です。

日韓にはまだまだ深い溝があると思いますが、そんな溝を埋めてしまうような
今回の塩田くんのホームステイ延長は、本人にとっても韓国の人にとっても
きっと実りあるものになるでしょう。
少なくとも藤原紀香よりは強い掛け橋を作ってくれるものと確信します。

今はきっと韓国で頑張って農作業をしてることでしょう。
9月14日の誕生日は韓国で向かえることになるようですね。

でも刈り入れが終ったら帰ってきてください。待ってます。

(2002/09/09更新)