2004年ベスト映画

2004年1年間で映画を132本見ました。(劇場、ビデオ、CS放送の合計)
内訳は封切作品は邦画27本、外国映画22本。
後の100本程度は旧作ということになります。

毎年のことですが邦画、外国映画ともに2、30本ではベスト10を作るほど見てるとは
言えないのでそれぞれベスト6、ベスト4、男優賞を決めさせていただきました。
最後に対象となった観賞作品は下に一覧を作りましたので、参考にしてください。





日本映画部門

第1位

「理由」

原作の持ち味を100%生かしたオールスターの豪華なミステリー映画。

第2位 

「隠し剣鬼の爪」

男の理想の生き方を描く「時代劇ハードボイルド」

第3位 

「誰も知らない」

カンヌ効果はもちろんあるけど、やっぱり柳楽優弥はすばらしい。

第4位 

「笑の大学」

「12人の優しい日本人」「ラヂオの時間」の三谷幸喜の開設する文字どおり「笑の大学」

第5位

「盲獣VS一寸法師」

江戸川乱歩の狂気変態性欲の世界の見事な映画化。

第6位

「半落ち」

正統派ミステリー。横山秀夫や佐々部清には今後も注目。





外国映画部門

第1位

「エレファント」

映画を見ていて怖くなった。まるでその場にいたかのような恐怖を味わった。

第2位 

「サンダーバード」

なんだかんだ言っても面白かった。

第3位

「デイ・アフター・トゥモロー」

不満はあるけど私の好きな「世界的パニック映画」のジャンルの作品なので。

第4位

「華氏911」

ブッシュに挑む戦士マイケル・ムーア。今後も応援していきたい。




個人賞

男優賞

岸辺一徳

この作品!というわけではないのですし、特に今年の活躍が目立った、というわけでも
ないのですが、やはり賞にふさわしい。
年末に「理由」「レディジョーカー」など連続して岸辺一徳の作品を見たのですが
やはり今、日本映画でいちばんの印象に残る癖のある役者さんであります。



総評

今年は「宣戦布告」「COSMIC RESCUE」のような決定打がなかった印象がありますね。
100点の作品はなかったが、90点の作品が多かった気がします。
でも今年上位に来たのが「理由」「エレファント」「誰も知らない」などのドキュメンタリー風の
作品が多かったことが特徴。
もはや「ドラマ」という手法には限界が近づいているのだろうか??






対象作品一覧

日本映画

半落ち
零-ゼロ
ジョゼと虎と魚たち
赤目四十八瀧心中未遂
きょうのできごと
盲獣VS一寸法師
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ
死に花
キル・ビルVol2
CASSHERN
海猿
69
父と暮らせば
誰も知らない
感染
予言
下弦の月〜ラストクォーター
スウィングガールズ
IZO
笑の大学
隠し剣鬼の爪
血と骨
ひとりだち
ゴジラFINAL WARS
理由
レディ・ジョーカー
ニワトリはハダシだ

以上27作品


ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
殺人の追憶
エレファント
グッバイ レーニン!
ロスト・イン・トランスレーション
デイ・アフター・トゥモロー
シルミド
スターシップ・トゥルーパーズ2
トロイ
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ブラザーフッド
サンダーバード(字幕版)
ディープ・ブルー
華氏911
ヴィレッジ
フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国務長官の告白
彼女は何故愛しすぎたのか
スイミング・プール
TUBE
2046
スカイキャプテン・ワールド・オブ・トゥモロー
ターミナル

以上22作品