朝日映劇Presents
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いまおかしんじ最新作!阪神淡路大震災 あれから・・・25年
製作:2019年 監督:いまおかしんじ オレとアイツの集金旅行製作:2017年 監督:いまおかしんじ脚本:羽坂学/佐藤稔 主演:うっちぃ/櫻井拓也 |
![]() (C)OP PICTURES |
2019年12月22日(日)13:30~
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【前説】 ここんとこ映画を撮っていない。去年は一本だったし、今年は一本も撮っていない。このままじゃヤバい。何とかしないと。焦るが焦るだけで何もできないでいた。仕事もないし金もない。どうすればいいんだ。悩んだ挙句ふと思いついた。2年前、一年かけて神戸で撮った自主映画があった。アレを公開するのだ。「れいこいるか」の上映運動に身を捧げよう。そう決めた。それぐらいしかやることねーもん。「れいこいるか」完成記念上映がそのスタートです。 いまおかしんじのゲイ映画と最新自主映画の激レア2作品を上映。 川本じゅんきさんという変わったおじさんがいまして、彼が書いたシナリオを元に撮ったのが「オレとアイツの集金旅行」で、彼が250万円出してくれてできたのが「れいこいるか」です。何気に川本じゅんき祭りでいまおかしんじ祭りなのです。 映画は見てもらってナンボ。一日限りのこの祭りをぜひ盛り上げてください。 (いまおかしんじ) |
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<料金> メール予約 2000円 当日(予約無し) 2500円 <予約方法> (誠に申し訳ありませんが満席となりましたので、予約受付を終了させていただきました) ○予約メールアドレス:imaokairuka@yahoo.co.jp ○件名を「12/22いるか上映会」とし、 1、お名前、 2、参加人数、 3、連絡先 をご記入の上、送信願います。 ○必ず上記メールアドレスからの返信が受信できる設定にしてお申し込みください。 ○イベント料金は会場で当日清算です。 ○ご予約で満席の場合、当日券の販売がない場合がございます。確実な入場のため、ご予約をお願いいたします。 |
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![]() ![]() れいこいるか (C)朝日映劇 「れいこいるか」2019年/99分/DCP監督 いまおかしんじ/脚本 佐藤稔/撮影 鈴木一博/録音 弥栄裕樹/音楽 下社敦郎/編集 蛭田智子/助監督 女池充・坂本礼 出演 武田暁/河屋秀俊/豊田博臣/美村多栄/時光陸/田辺泰信/上西雄大/上野伸弥/石垣登/空田浩志/テルコ/川上皓翔/桑村大和/グェンティ・コックミ/杉本晃輔/西山真来/徳竹未夏/古川藍/多賀勝一/水野祐樹/小倉Pee/南山真之/グェンタイン・サン/森千紗花/若宮藍子/北田千代美/上村ゆきえ/徳永訓之/佐藤宏 【前説】 大切な人が死んで、残された人はその先をどうやって生きていくのか?実人生の中で、映画を作ることの中で、ずっと考えている。死んだ人のことを忘れたくない。時間がたてば忘れるというなら、忘れない方法はないものかと思う。生きていた時に受け取った何かを何らかの方法で残したい。だから俺は映画を撮るのかも知れない。フィクションの中にその思いを無理やりねじ込んで死者とコンタクトする。「れいこいるか」を撮りながら幾人もの死者の顔が浮かんだ。彼らが俺の後ろにいる。不思議と背筋が伸びるのだ。 この映画は死んでいったたくさんの知人に捧げたい。神代辰巳、川島伸夫、林由美香、向井寛、馬場当、しまだゆきやす、上野俊哉、鴨田好史、今岡隆則、伊藤猛、堀禎一、江利川深夜、櫻井拓也に捧ぐ。 【あらすじ】 1995年、神戸。伊智子と太助は、地震で一人娘のれいこを亡くす。二人は離婚し、それぞれの生活を始める。 淡々とした日常の中、伊智子と太助は、徐々にれいこの死を受け入れていく。 2018年。久しぶりに再会した二人は、れいことの思い出の水族園へ行き、イルカショーを見るのだった。 【解説】 1995年。俺が監督デビューした年、阪神淡路大震災があった。翌年、震災をネタに一本のシナリオを書いた。震災で子供を亡くした夫婦の話だ。国映のおねえさんに読んでもらったら、「子供の死ぬ話は嫌い」と言われ却下された。アレから20数年、ずっと眠っていたシナリオを掘り起こした。今やるならアレからの時間を描くべきではないか、と脚本の佐藤稔と話し合った。そこらにいるような男女のしょうもないけど切実な時間を描いてみたかった。 |
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![]() 「オレとアイツの集金旅行」2017年/60分/Blu-ray監督 いまおかしんじ/脚本 羽坂学・佐藤稔/撮影 鏡早智/録音 山口勉/音楽 下社敦郎/編集 蛭田智子/助監督 女池充・坂本礼 出演 うっちぃ/櫻井拓也/佐藤宏/麻木貴仁/鵺神蓮/二ノ宮隆太郎/るう/青山吉良/syo/千葉向月/福島光生/今泉浩一/北村貴寿 【あらすじ】 ケンイチとトオルは、新宿2丁目の売り専バーで働いていた。店のオーナーが死んだことがきっかけで、二人は売り掛け金を回収する旅に出る。ことあるたびに対立する二人。取り立ての途中、トオルがヤクザに捕まってボコボコにされる。一人逃げ出したケンイチは昔の男に会いにいく。フラれたケンイチは、追いかけてきたトオルの胸に顔を埋め泣くのだった。 【解説】 初めてのゲイ映画。きっかけは川本じゅんきさんが書いたシナリオだった。なぜかオークラに採用され、撮ることになった。キャスティングどうしようと悩んでいたら、道でバッタリ今泉浩一さんに会った。2丁目を案内してもらったり、主演のうっちぃを紹介してもらったりした。本物のゲイの人に出てもらいたかったのだ。うっちぃは台本を覚えない。櫻井くんは台本を全部覚える。不思議なコラボで面白かった。 |
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<いまおかしんじプロフィール> 1965年、大阪府堺市出身。横浜市立大学在学中から朝日カルチャーセンターのシナリオ教室に通い、馬場当に師事する。その後大学を中退。95年、「彗星まち」でデビュー。その後、2004年林由美香の代表作「たまもの」が一般上映。2011年にはカメラマンにクリストファー・ドイルを迎え、日独合作のピンクミュージカル映画「UNDERWATER LOVE-おんなの河童-」が公開。2012年、西村賢太原作の「苦役列車」(監督 山下敦弘)の脚本を務める。最近作は2018年の「こえをきかせて」。 |
(2019/10/22更新)
(2019/12/19満席表示)